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2026.05.15

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「ブラッドハウンド」シーズン2 インタビュー“善良な俳優ウ・ドファンが放った優しいパンチ”

一度見たら決して忘れられない魅力的な顔を持つ俳優ウ・ドファン。Netflix「ブラッドハウンド」シーズン2で“ボクサーの心臓”を再び宿した彼は、前シーズンよりさらに強化されたフィジカルと安定した演技力で、世界中の視聴者の胸に“フック”を打ち込んだ。
 


ウ・ドファンの顔を見ると、鋭い目元とフェイスラインによって典型的な“クール系イケメン”に見えるが、いざ目が合うとどこか傷ついた小動物のような眼差しに心がふっと緩む。そして笑うと、まるで5歳のやんちゃな子どものように顔がくしゃっと崩れる。そのギャップがたまらない、予測不能な魅力の持ち主だ。

「ブラッドハウンド」シーズン1を成功に導いたのに続き、シーズン2でも物語の中心をしっかりと支えたウ・ドファン。今シーズンでは世界観をさらにグローバルに拡張し、“ディープウェブ”で密かに運営される違法ボクシングリーグに巻き込まれた主人公たちが、大切な人とボクサーとしての信念を守るために奮闘する姿が描かれる。

3年ぶりに再びリングに上がった彼は、前作ではボクシング有望株として“ストレート”のように重く真っ直ぐな演技を見せたが、今シーズンでは“アッパーカット”のように予想を大きく超える演技でヴィランに一撃を与えた。しかし、そのパンチから抜け出せないのは悪役だけではないだろう。ビジュアル、演技力、ボクシングスキルまで兼ね備えた彼の活躍により、「ブラッドハウンド」シーズン2は公開から2週間でNetflixグローバルTOP10の1位を獲得し、なんと80カ国でTOP10入りを果たした。彼の放ったパンチは、世界を正確に捉えたのだ。

そんな彼が演じる“ゴヌ”は、愚直さと善良さがすべてと言っていいほど、真っ直ぐなキャラクターだ。劇中でゴヌは、兄のような存在であり支えでもある“ウジン”にこう語る。ボクサーにとってお金より大切なのは、決して諦めない“ボクサーの心臓”だと。何でも簡単に諦めて離脱することが当たり前になりがちな現代において、ゴヌの粘り強い闘いと誠実さ、そしてどんな選択の分岐点でも最後まで手放さない“善”への確固たる信念は、視聴者に不思議な爽快感と同時に、善良さへの渇望を呼び起こした。

「ブラッドハウンド」シーズン2の制作が決まったとき、ワクワクしましたか?それともプレッシャーの方が大きかったですか?

プレッシャーの方がはるかに大きかったです。シーズン1のときは除隊直後で体力が本当に良かったんですが、それからさらに3年経っていますよね。その体力をもう一度あのレベルまで戻せるのかがまず不安でした。それに韓国の素手アクションを代表する作品でもあるので、“拳”でさらに何を見せられるのかというプレッシャーも大きかったです。

今シーズンではゴヌが“世界チャンピオン”になった分、体もかなり作り込んだのでは?

朝起きてから寝るまでずっとトレーニングしていました。毎日3回ずつですね。筋トレ、ランニング、アクションスクールまで。食事も1日4回。シーズン1でも増量しましたが、今回はさらに5kg増やして、合計13kg増やしました。

前シーズンと比べて反応の変化は感じますか?

シーズン1のときは正直、期待値がなかったんです。多くの人に愛されるだろうというより、「誰にも見てもらえなかったらどうしよう」という不安の方が大きかった。でもシーズン2はある程度ファン層がいると分かっているので、期待も大きかったですし、その分たくさんの方に愛していただいていると感じています。YouTubeにパロディ動画もたくさん上がっていますよね。最近はそれを見るのが楽しいです。

素手アクションが重要な分、共演者との呼吸もかなり大切だったのでは?

まずケガをしないことが一番大事でした。プロテクターも付けられないし、ある程度は実際に当てる必要があるので、お互いへの信頼が本当に重要でした。だからカメラが回っていないときもずっと練習して、頭の中で何度もシミュレーションしていました。最後のスパーリングシーンだけでも動きが300パターンくらいあるんです。でもそれを細かく分けて撮ることはできない。もし後半がうまくいかなければ最初からやり直しです。結局は体力勝負でしたね。

撮影後はしばらく運動を完全にやめたそうですね。

今の僕の姿を見て周りは驚いています(笑)。1カ月ほど前から寝ていると冷や汗がずっと出るんです。2週間くらい毎晩、寒くて目が覚めて、汗で服を着替えてまた寝る…という状態でした。検査も受けましたが異常はなくて、運動を全然していないせいかと思って再開したら、その症状が一気になくなりました。体を使い続けていたのに急に使わなくなると、逆に異変が起きるんですね。健康のためにも、もう運動は手放せないと思いました。

イ・サンイさんは今も趣味でボクシングを続けているそうですが?

僕は「ブラッドハウンド」じゃなければそこまでやらないです(笑)。ボクシングは趣味としてやるなら楽しいものですが、僕にとっては仕事なんです。サンイ兄さんにとっては本当に趣味になったみたいですね。さっき電話したらボクシングジムに向かっていました(笑)。
 


#ウ・ドファンの心臓は“共に”鼓動する
ゴヌとウジンの“ブロマンス”の点数は?

「ブラッドハウンド」シーズン2の過程で最も簡単だったのは体づくりだったと語るほど、ウ・ドファンは“ゴヌ”という人物に深く没入していた。もし息子ができたら名前を「ウ・ゴヌ」にしたいと思うほどこのキャラクターを愛し、また近づきたいと考えていたという。シーズン1のゴヌが“誠実さ”をボクサーの心臓の源としていたなら、シーズン2では愛する人や正義のためなら迷わず拳を振るう方向へと成長した。揺るぎない信念に柔軟さが加わったのだ。そしてその成長は俳優ウ・ドファン自身のものでもあった。

彼が愛していたのはキャラクターだけではない。尊敬する先輩たちの姿、キム・ジュファン監督の繊細な演出、そして過酷な現場で積み重なっていく仲間との友情——それらすべてが彼を成長へと駆り立てた。特にコーチであり家族であり最も信頼できる仲間でもある“ウジン”役のイ・サンイとは、シーズン1のブロマンスを超え、今回はまるで“夫婦のようなケミ”を見せたという。監督とイ・サンイ、ウ・ドファンの3人で議論になると、まるで恋人同士の口論のようだったとか。

感情演技とアクション、どちらがやりやすいですか?

やっぱり感情のシーンの方がやりやすいです。アクションは徹底的に準備しますが、感情はその瞬間に任せるタイプなんです。むしろ準備しすぎると“演技している感じ”が出てしまうこともあるので。この作品ではどれだけキャラクターを愛して積み上げてきたかの方が大事だと思います。撮影ではあえて感情を作る時間をもらうより、自然に即興でいくようにしています。

イ・サンイさんはブロマンスに90点をつけたそうですが?

じゃあ僕も90点にします(笑)。カップルに「どっちがより愛してる?」って聞いたとき、お互い負けたくなくて同じだけ愛してるって言い張る感じ、あれと同じじゃないですか。愛に上下関係があってはいけませんからね。残りの10点はシーズン3で埋めます(笑)。

シーズン3も視野に入れているんですね?

めちゃくちゃ考えています。誰と戦うのか、スケールをどう大きくするのか、そしてどれだけ服を脱ぐことになるのかまで(笑)。最初は監督が「シーズン3では脱がなくていい」と言っていたんですが、数日後に「やっぱり脱いだ方がいい」と連絡が来て(笑)。「分かりました」と受け入れました。

シーズン2ではチョン・ジフンさんが悪役を演じましたね。

本当に極悪非道だと思いました。ジフン兄さんが演じたからこそ、より怖く感じたと思います。監督のディレクションも簡単ではなかったはずです。僕は3度目の作品なのである程度分かっていましたが、ジフン兄さんは初めてでしたから。僕も最初は「これでいいのか?」と思いながらも信じてついていった記憶があります。その過程を兄さんも経験されたと思います。

イ・サンイさんやファン・チャンソンさんがロールモデルに挙げていますが?

ジフン兄さんは“努力”という言葉なしでは語れない人です。本人もそれをよく分かっていて、できなければまだ足りないと思ってできるまで続ける。アクションは信頼が大事なので、僕が迷えば相手も不安になります。兄さんを見て、自分ももっと頑張らなければと思いました。

最近、雰囲気が柔らかくなった気がしますが?

以前より手放せるようになったと思います。「こうしなければ成功できない」という基準を。最近は毎日運動もしません(笑)。「ブラッドハウンド」でやりすぎたのもありますし、今は自分の中の新しい一面を探している途中なのかもしれません。

その余裕はどこから?

先輩たちから学びました。イ・ビョンホンさん、チャン・ドンゴンさん、チョン・ウソンさん、ヒョンビンさんと現場でご一緒して、「この余裕はどこから来るんだろう」と思っていました。あのオーラを間近で見られたのは本当に幸運でした。演技だけでなく、現場での姿勢も多く学びました。
 


#善へのこだわり
キャラクターを通して成長する方法

2011年にデビューしたウ・ドファンが本格的に名を知られるようになったのは、2016年の映画『MASTER/マスター』からだ。その後「君を守りたい~SAVE ME~」でスターの座に上り詰めた。長い下積みを経てようやく光を浴びたのである。軍入隊というブランクもあったが、「ブラッドハウンド」で華々しく復帰し、“信頼して観られる俳優”として再び認知された。

新人時代のインタビューを見ると、彼はいつも「良い俳優である前に、良い人でありたい」と語っていた。良い演技は良い人から生まれるという信念、そして演じたキャラクターの人間性を自分の人生にも取り入れようとするその誠実さが、今のウ・ドファンを作り上げている。

2つのシーズンの間に3年ありましたが、ゴヌのトーンは維持しましたか?

「ゴヌは自分自身だ」と思っていました。自分が3年で成長した分、ゴヌも同じように成長しているだろうと。ずっと自分の中で一緒に成長していた感覚です。同時に、ただ未熟なだけではなく、社会性を持った大人としての変化も見せたかったです。

内面の成長を描くうえで、感情演技も重要でしたね。

感情の積み重ねにはかなり気を使いました。「怒ったら負ける」「感情に飲まれたら負ける」と学んでいく人物なので、その成熟の過程を描きたかったんです。今後シリーズが続けば、過去の姿を見て「あの頃はまだ若かったな」と振り返る楽しさも出せると思います。特に“目”が徐々に強くなっていくように意識しました。

ゴヌというキャラクターがご自身に与えた影響は?

いつも良い心を持たせてくれます。「どうすればもっと善い人に見えるか」を常に考えるので、日常でも自然と他人のための選択ができるようになった気がします。与える喜びも知りました。シーズン3を望む理由の一つも、ゴヌをこのまま終わらせたくないからです。

演技面での成長は感じていますか?

「メイド・イン・コリア」の現場でヒョンビンさんが「自分より年上の俳優の方が演技は優れていると思う。それだけ経験が大事だ」とおっしゃっていて。演技は“感じること”の連続だと思うので、もっと経験を重ねていきたいです。

今年はどんな年になりそうですか?

“収穫の年”になりそうです。去年は公開作がなかったので、「ブラッドハウンド」シーズン2でしっかり復帰できた実感があります。この熱が少し落ち着いた頃に「メイド・イン・コリア」でまた違う姿をお見せできると思います。

写真提供:여성조선
出処:https://woman.chosun.com/news/articleView.html?idxno=125608